1954-10-27 第19回国会 衆議院 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第11号
第二の下請企業におきましては、大企業からの発注の大幅な減少と、大企業の支払い遅延によつて、苦況に追い込まれておるのであります。受注の減少は、デフレ曲策に即応する大企業の生産規模の縮小に結果するのでありまして、デフレ政策の堅持される以上は、いかんともなしがたいものであります。
第二の下請企業におきましては、大企業からの発注の大幅な減少と、大企業の支払い遅延によつて、苦況に追い込まれておるのであります。受注の減少は、デフレ曲策に即応する大企業の生産規模の縮小に結果するのでありまして、デフレ政策の堅持される以上は、いかんともなしがたいものであります。
無謀なる太平洋戰争が戰史未曾有の惨敗に終り、我が日本は有形無形の莫大なる犠牲を拂つて苦酸を嘗めたわけでありまするが、爾来上下を挙げましての深刻なる反省が初めて平和と文化とを基調とする新憲法となつて実を結ぶに至りまして、我が民族と我が祖国の歩む前途を照らす一大炬火としての国是がここに確立されたのであります。
一例を申し上げるならば、今まで賃貸をしておつたものが、今度はただ名目だけは共同経営にして、その利益のみ蚕蝕するというようなことで、今まで賃借をしておつた経営者に食い込んでおるというようなことや、あるいは多額の金で賣りつけておるとか、あるいは今までの單なる経営者が、それがために漁業権を失つて苦んでおるとか、そうした部面がたくさん現われてまいつて、いわゆる漁業権に絡んで、漁業の不安状態がますますつのつておるという
話は飛びますけれども、たとえば文教關係において六・三制を實施するのに、わずか六億の金が追加豫算から削られてしまつて、文部大臣はこれに對してやつきになつて苦努をしておるということを聞いておる。
そこでその間いろいギャップが出まして、寄附であるとか、あるいはそれの割當でるとか、結局そういうことになつて、窮乏財政と、それから教育理想というものの間にはさまつて苦勞するのに自治體、あるいは延いて苦勞がかかるのは地方の住民の方々、こういぅことになつてくるのであります。これは一日も早く、健全なコースに乗せて、打開していかなければ問題であると存じます。
全國における炭鉱労働組合は即刻大会を開いて大衆討議の上、成るほど政府の言つておるところの國家管理というものは、我々炭鉱労働者が長い間封建的な圧制によつて苦んで來ておつた、或いはまるで別世界のような惡い條件の下に生活しておつた、この炭鉱労働者の社会的の地位を向上せしむるものである。